この10〜15年で、日本の「チーズ」シーンは大きく変わったと言っても過言ではありません。
日本では戦後長らく、長期保存が可能でハンバーガーやピザ、加工食品の原料等にも使われるプロセスチーズなどの多くを輸入に頼っていました。さらにバブル期以降のフレンチかイタリアンの隆盛と共に、本格的なチーズ(ナチュラルチーズ、クラフトチーズ)の輸入も増加し、現在では300種類を超える輸入品が入ってきているとも言われています。
一方、2000年代に入り、日本では国産チーズのプレイヤーが存在感を高めています。輸入等では実現しにくい作り立て(フレッシュチーズ)を提供する店や、地域の素材や環境、適した菌などを活かし、独自のチーズを開発する事業者まで現れています。世界からも注目を集めており、アジアにおけるチーズ生産国としての期待が集まっています。
また、日本では、牛乳の需要低下や低い乳価、流通構造の問題もあり、「酪農」危機とも呼べる状況に陥っています。チーズを含む乳製品産業の拡大は、酪農産業へも良いインパクトをもたらす可能性があるとして注目もされています。
本クラスでは、国内でも注目のチーズ生産者をお呼びし、国産チーズの現在地とこれからを学びます。チーズ産業から見る食生活の変化や、国内外の産業構造を知りたい方は、ぜひご参加ください。
19:00-19:40 リード(講師)によるインプット
19:40-19:50 参加型アイディエーション
19:50-20:15 インタラクティブ・セッション
20:15-20:25 Q&A
20:25-20:30 クロージング(アフタートークあり)
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