人はなぜ家畜を飼い始めたのでしょうか?乳(ミルク)の利用は、いつから始まり、人間社会をどのように変えてきたのでしょうか?
牧畜や酪農は、人間では利用困難な草・植物資源を、利用可能な栄養資源に変えるための重要な手段であったと考えられます。日本でも戦後、牛乳の普及が子供の栄養改善や発育に大きく貢献してきました。一方で近年では、ミルクや乳製品に対する忌避感なども一部で高まっていたり、需要や価格が低迷する中で飼料価格や燃料価格の高騰もあり、国内酪農産業は危機的な状態にあるとも言えます。こうした課題の解決に取り組む上で、改めて牧畜・酪農が果たしてきた大きな社会的意義から学び直す時が来ているのです。
本クラスは、世界の牧畜・酪農などの調査・研究分野をリードする研究者と共に学ぶ、「牧畜・乳製品マスタークラス」の第1回となります(連続講座ではありません。数回の開催を予定しています)。第1回のテーマは「ミルクが支える人間社会」と題し、世界の牧畜の起源や意義を学び直し、酪農産業の在り方を参加者と共に考えます。
牧畜や酪農を深く知りたい方はもちろんのこと、牛乳や乳製品のこれからの産業デザインに取り組みたい方も是非、ご参加ください。
19:00-19:40 リード(講師)によるインプット
19:40-19:50 参加型アイディエーション
19:50-20:15 インタラクティブ・セッション
20:15-20:25 Q&A
20:25-20:30 クロージング(アフタートークあり)
お申し込み・ ログイン いただくと視聴できます。
このクラスは受付が終了しました。
今後のクラスを受講されたい方は、下記から申し込みください。