食べ物の調理方法や保存方法は、歴史と共に蓄積された知恵・経験として私たちに伝えられています。食材の切り方や調味料の分量、加熱する温度から時間、保存方法に至るまで、その多くが「レシピ」として伝達されています。
しかし、そのレシピで示された工程一つ一つの「意味」は実は分かっていなかったり、調理を教える立場の方達でも説明できる人が少ないのが現状です。時には、よく知られた調理方法や保存方法が全く「理に叶っていない」などということもあるのです。
近年では、計測技術等の高度化に伴い、調理等で起きている変化を分析することで、調理技術・工程を「意味化」し、再デザインする研究(ガストロノミー、分子調理などと呼ばれる領域など)が進んでいます。食材を構成する成分や調理工程の意味が「科学的に再発見」されることで、新しい調理方法や機器、添加物や素材そのものの開発が進んでいるのです。
本クラスではまず、科学的見地から伝統的な食材と調理手法の「意味」を再発見しながら、新しい食材開発や調理技術の進化の可能性をディスカッションします。料理などをサイエンスで解き明かしていきたい方や、新しい食品開発や関連技術について知りたい方は、ぜひ、ご参加ください。
19:00-19:40 リード(講師)によるインプット
19:40-19:50 参加型アイディエーション
19:50-20:15 インタラクティブ・セッション
20:15-20:25 Q&A
20:25-20:30 クロージング(アフタートークあり)
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