人が何かを「食べる」際には、味覚や嗅覚だけでなく、視覚や聴覚、触覚なども統合的に活用しています。見えているもの、聞こえている音によって、美味しさが変化する(ように感じる)ことは、私たち自身も体感があるのではないでしょうか?
こうしたいくつかの異なる知覚が互いの感覚に影響を及ぼしあうことを「クロスモーダル現象」と呼びますが、日本では世界に先駆けてこの分野の研究が進んでいます。例えば、プロジェクションマッピングやヘッドマウントディスプレイを通じて映像・音声などを被験者に与え得ることで、感じる「美味しさ」がどのように変化するのか、などの研究が日々進んでいるのです。
こうした研究は、未解明なことが多いクロスモーダル知覚の謎を探究するだけでなく、新しい食育や食体験のデザインにつながる期待が寄せられています。本クラスでは、「食」に関わる認知や知覚に関する理解を深めながら、様々な技術の活用による知覚統合的な「食の体験デザイン」を考えます。
19:00-19:40 リード(講師)によるインプット
19:40-20:15 参加型アイディエーション
20:15-20:25 Q&A
20:25-20:30 クロージング(アフタートークあり)
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