感染症をはじめとした医療や健康に関する問題や、資源・環境問題の解決に向けて、「バイオリソース(生物、遺伝資源)」を研究し活用する産業に大きな期待が集まっています。その分野を大きくリードするのが、100年以上の歴史を持つ「九州大学昆虫ゲノム科学部門」です。
本クラスでは、「カイコ博士」の異名をとる、九州大学副学長の日下部教授をリード(講師)にお迎えし、世界で最も”畜産化”が進んでいるカイコを生かした「昆虫工場」への取り組みをご紹介頂きます。
日下部教授は、ワクチンなどの原料となるタンパク質を大量に作ることのできる蚕を発見し、それを活用して迅速かつ大量にワクチンを作れる「昆虫工場」の構築を目指しています。いずれ国が感染症から国民を守れるようなシステムづくりに、蚕の昆虫工場は一番有力な選択肢の一つとなり得るものとして、大きな注目を集めています。
そして、本研究はすでに事業化され、ベンチャー企業としての挑戦が始まっています。日本や世界をリードする「生物利用型産業」の最先端と挑戦を学べる貴重な機会です。企業、自治体、国を挙げての産学官連携に取り組んでみたい方、ぜひご参加ください!
19:00~19:05 キックオフ
19:05~19:50 先生のお話
19:50~20:10 クロストーク
20:10~20:30 Q&A
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