地球温暖化や気候変動などの影響から、日本のみならず世界的にも「激甚災害」が増加しています。地震、洪水、台風などの他に、大雨や鉄砲水、洪水などにより既存のインフラが大きく破壊される事態も増えているのです。これはインフラの老朽化のみならず、従来の災害予測やインフラ設計が限界を迎えていることを示しており、新しい防災・減災システムのデザインが急務と言えます。
近年では、山や湿地、河川などの自然環境の利用や、植林・山の整備などによって防災・減災を実現する「生態系防災・減災(Eco-DRR)」が注目されています。自然環境を生かしながら、変化する気象と付き合っていく新しい社会インフラの設計思想の導入には、社会において「自然科学的・生態学的なリテラシー」と、地域コミュニティ全体での「合意」が必要です。
本クラスでは、東日本大震災や熊本震災などの被災地において、生態学をベースにこれからの社会インフラを再デザインする気鋭の研究者をリード(講師)にお迎えします。村・街づくりの設計に関わりたい方、防災・減災などに備えたい・貢献したい方、ぜひご参加ください。
19:00~19:05 キックオフ
19:05~19:50 先生のお話
19:50~20:10 クロストーク
20:10~20:30 Q&A
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