近年、国内でも木材による高層建築への道筋が開けて来ました。また石油や金属などの地下資源依存からの脱却に向けて、木材、竹などのより広範な利用に注目が集まる時代にもなりました。
しかし私たちは、植物の強度や構造については知らないことばかりです。木、竹、稲などの植物がなぜあれほど背が高くなれるのか？どこまで大きくなるのか？強風にも耐え得るしなやかさは、どういう物質や構造によって実現しているのか？その仕組みこそが、私たちが利用する植物の強度や機能であり、言わば、植物を「構造的に」捉え直すことが重要なのです。
本クラスでは、植物を構造力学の観点から研究する先端研究者をお招きします。植物の強度や柔軟性の仕組みを解き明かし、その構造を人工物にも応用する「プラントミメティクス」というアプローチを学びます。植物のすごい仕組みを知り、建築や資源利用にイノベーションを起こしたい方は、ぜひご参加ください。
19:00~19:05 キックオフ
19:05~19:50 先生のお話
19:50~20:10 クロストーク
20:10~20:30 Q&A
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