気候変動への国際的な取り組みの中で、日本政府もグリーン成長戦略のもと、環境と経済の両立に向けた政策目標を発表しています。自然資源と最も関わりが深い農林漁業についても、農林水産省が「みどりの食料システム戦略」を発表し、2030年または2050年に見据えた施策を加速しようとしています。
非常に網羅的かつ意欲的な目標が掲げられている一方、農林漁業者から見ると非現実的であるという指摘や、具体的な施策・方向性が示されていないとの声も強くあります。そして最も重要な課題は、環境、生産、加工・流通、そして消費という大きなつながり（チェーン）をシステム的に変えていく政策について、当事者となる流通や消費者にあまり認知・参加されていない、という現状です。
本クラスでは、普段は多くの人があまり読み込むことのないであろう政策資料をベースに、環境や社会課題と農林漁業のこれからを考えます。国際社会の本音と建前、日本が掲げる目標と技術的・現実的課題を深く理解しながら、私たち自身が消費者または事業者として生産、流通、消費のあらゆるステージでできることを探りましょう。是非、ご参加ください。
19:00~19:05 キックオフ
19:05~19:50 先生のお話
19:50~20:10 クロストーク
20:10~20:30 Q&A
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