臓器を対象とした再生医療の開発における最終目標は、臓器(organ)の「工業的製造」です。現在では、ドナーから提供された臓器を用いた移植医療が、臨床的に極めて有効な成果をもたらしていることから、ヒト臓器製造の実現化が究極目標であることには異論の余地はありません。
その一方で「ヒト臓器」の製造を達成するためには、数多くの技術的課題があります。近年ではヒトiPS細胞を活用して、様々な細胞を自在に創り出すことが可能となり、複数種類の異なった細胞を用いた三次元構造体である、「オルガノイド」の製造も実現化しています。この技術の先に、私たちは「ヒト臓器」の工業的製造を実現することはできるのでしょうか?
本クラスでは、再生医療の最前線で活躍する研究者をリードにお迎えし、「ヒト臓器」の工業的製造を実現化する上での解決課題と対応策について、貴重な開発フロンティアの一部を公開します。
再生医療、臓器製造について興味のある方はもちろんのこと、これからの医療について関心をお持ちの方も是非ご参加ください。
19:00~19:05 キックオフ
19:05~19:50 先生のお話
19:50~20:10 クロストーク
20:10~20:30 Q&A
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